お墓のいろは

愛するペットちゃんが【亡くなった時…】後悔をしないお別れ方法は?
デメリット ペットちゃん メリット 注意点 火葬 葬儀 費用
・ペットちゃんとのお別れの際は、まずは遺体を整えて、棺に入れる準備をしよう。
・棺に入れてからは防腐・温度管理を行ってから、お花やペットちゃんの好きだったもので周りを飾ってあげよう。
・火葬の際はあらかじめ業者に連絡し、日時やプランを決めて後悔しないようにしよう。
目次
ペットちゃんとのお別れ
長年連れ添った、愛するペットちゃんとのお別れは悲しいものです。そろそろかなと覚悟できていることもあれば、突然の事故や病気であっという間に…ということも。
もし、いざその時が訪れた際パニックで何も出来なかったり、火葬してから「こうすれば良かった・・・」と後悔しないよう、ペットちゃんが亡くなったらすぐにやるべきことはなんでしょうか。
それはペットちゃんを棺に入れ火葬業者に火葬を依頼し、その後感謝を込めて葬儀を行い、納骨堂やペットちゃんのお墓に納骨もしくは自宅で供養することです。
今回の記事では、まず、亡くなったペットちゃんの火葬までに事前にやっておくべきことを解説いたします。
手足を曲げる
亡くなったときは手足が伸びていることが多いですが、伸びたままですと死後硬直が進んで棺に納められないこともあります。手足を曲げ、背中を少し曲げていつも寝ているときの姿勢に整えてあげましょう。
目を閉じる
亡くなってから時間が経つと、目が閉じ切らなくなることがあります。
愛するペットちゃんの目から光が失われた姿をずっと見ているのは辛いものです。亡くなってから早いうちに目を閉じてあげましょう。
目を閉じないときは、人間のように上まぶたを下げるのではなく下まぶたを上に上げるようにしていただくと、目を閉じてあげることができます。
安置する箱(棺)を用意する
ペットちゃんの遺体を寝かせる箱を用意します。時間が経つと体液などが出てしまう可能性があるので、箱の下にはペットちゃんのシーツを敷き、その上からペットちゃんが愛用していた毛布やタオル等を敷いて、その上にペットちゃんを寝かせておくと綺麗な姿でお別れできます。
火葬に行く前に・・・お花やおやつをお供えしよう
ペットちゃんの遺体を火葬に持って行く前に、感謝を込めて棺にお花や生前ペットちゃんが好きだったおやつ、愛用の首輪などをお供えしましょう。
濃い色のお花はなるべく避け、淡い色のお花を供えて下さい。火葬後、お骨上げの際に遺骨にお花の色が移ってしまうことがあります。また、造花は基本的にお供えできません。プラスチック製なので、火葬の際に溶けてしまいます。
愛用の首輪、リードを一緒に火葬したい場合も、ポリエステル製のもの、プラスチック製のもの、金具がついているものは一緒に火葬出来ないことがあります。
お部屋の温度に注意
夏季は気温が高く、冬は人間が生活する部屋に暖房が入っている為ペットちゃんの遺体の損傷が進んでしまいます。綺麗な体のまま火葬してもらえるよう、夏季は部屋に冷房を入れ、冬季は暖房が入っていない涼しい部屋で遺体を安置しましょう。
亡くなったペットちゃんの頭の下に枕代わりにタオルを敷き、少し頭を高くして寝かせてあげると良いです。
また、体を冷やすために氷や保冷剤、ドライアイスを準備してください。時間が経つと内臓が傷みやすいので、お腹を中心に冷やしてあげましょう。
火葬の前に
ペットちゃんの火葬業者は24時間365日必ず営業しているわけではありません。また、営業日であっても既にスケジュールが埋まっており、当日の火葬申し込みを断られる可能性があります。
必ず、事前にペットちゃんの火葬業者に火葬の予約をしておきましょう。
あんしんお墓は、ペットちゃんの火葬を専門的に行っている業者と提携しています。
エリアによっては移動火葬車でご自宅の近くまで訪問する「訪問火葬」も可能ですので、まずはご相談ください。
ペットちゃんの斎場で最期の感謝を伝えよう
ペットちゃんの火葬業者に火葬の予約を入れる際、葬儀を希望する場合は連絡の際にその旨を伝えましょう。プランナーがご希望に合わせた葬儀プランを提案します。
多くの場合は斎場に生前のペットちゃんの写真を飾り、お坊さんがお経を読んで供養します。
長く連れ添った家族の一員として、人間と同じように供養するご家庭が増えています。
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まとめ
愛するペットちゃんを失ったとき、まず行うのは死後硬直が始まる前にペットちゃんの見た目を整えることです。
その後、棺を用意して、感謝を込めてお花やペットちゃんの生前好きだったもので囲んであげましょう。
遺体の損傷を防ぐために、火葬するまでは部屋の温度に気を付けて下さい。
火葬の際は、事前にペットちゃんの火葬業者に予約をしましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回はペットちゃんの火葬について解説いたします。
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