お墓のいろは

【先祖のお墓】複数をまとめても大丈夫?基本的な流れと注意点を徹底解説いたします
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・お墓をまとめることにより管理がしやすく、綺麗なお墓で先祖を供養することができます
・お寺が管理する「寺院墓地」にまとめる場合も注意が必要
近年の少子高齢化や都市化に伴い、「遠方にあるお墓の管理ができない」「お墓がたくさんあって、お墓参りが難しい」という悩みを抱えている方が増えてきています。そんな方は一度、「複数のお墓を管理しやすい場所にまとめる」ことを考えてみてはいかがでしょうか。
複数のお墓を1つにまとめることで、管理の負担を減らし、より丁寧なお墓参りをすることができます。この記事では、お墓をまとめるまでの流れと注意すべき点について詳しく解説いたします。
目次
複数のお墓を1つにまとめても大丈夫?
このようなお悩みの方は、お墓をまとめることで、お墓のお手入れやお花の準備、子供たちへの負担も軽減されます!
複数のお墓を1つにまとめることは可能です。罰当たりではないかと心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、少なくとも仏教・神道・キリスト教においては何も問題ありません。
むしろ、まとめることによりお墓の管理がしやすくなり、綺麗なお墓で先祖を供養することができます。
お墓同士の宗派が違う場合
お墓をまとめること自体に問題はありませんが、まとめたいお墓同士の宗派が異なる場合は注意が必要です。
「公営墓地」や「民営墓地」のお墓にまとめる場合は、宗派を問わないため問題はありません。しかし、お寺が管理する「寺院墓地」にはお寺と同じ宗派の方しか入れないため、別宗派の方の納骨は断られる可能性がとても高いのです。
まとめる予定のお墓がどちらも寺院墓地のお墓で、かつ別宗派の場合は、今あるお墓とは別に「公営墓地」や「民営墓地」に新しくお墓を建てるという手もあります。しかし、お寺の方が良く思われない可能性もありますので、前もって現状をお寺に相談しておくと良いでしょう。
近年の世情もあり、遠い先祖であれば別宗派でも納骨を受入れてくれるお寺が増えています。一度、確認をしてみましょう。
ご遺骨が入り切らない場合
ご遺骨の数が多く、納骨室に収まり切らない場合もあるでしょう。そんな時は、ご遺骨を粉末状にして、骨壷にまとめるという方法が有効です。
それでも入り切らない場合は、お墓の地面に埋葬したり、粉末状にしたご遺骨を散骨して供養するという方法もあります。ただし、散骨については場所を誤ると、後々トラブルになることもありますので注意しましょう。
お墓を1つにまとめるまでの流れ
②石材店に依頼する(新しいお墓を建てる場合のみ)
③受入れ先の墓地から受入れ許可証をもらう
④埋葬証明書をもらう
⑤改葬許可証をもらう
⑥お墓の墓じまいをする
⑦受入れ先のお墓へ納骨する
順番に説明します。
①現在の墓地・霊園の管理者へ連絡し許可をもらう
別のお墓にご遺骨をまとめるということは、使用しないお墓は「墓じまい」をすることになります。まずは墓じまいする側の墓地・霊園の管理者へ連絡し、お墓をまとめるために墓じまいしたいという旨を伝え、許可をもらいましょう。
必ず墓じまいをするお墓すべてに連絡を入れるようにしてください。無断で行うと後々トラブルになります。
②石材店に依頼する(新しいお墓を建てる場合のみ)
新しいお墓を建て、そこに遺骨をまとめる場合は、この段階で石材店に墓石を依頼するようにしましょう。新しいお墓が建つまでには1カ月以上かかることがありますので、早い段階でスケジュールを確認するようにしてください。
③受入れ先の墓地から受入れ許可証をもらう
次は受入れ先の墓地の管理者から受入れ許可証を発行してもらいましょう。
「受入れ許可証」とは文字通り、ご遺骨の受入れを墓地の管理者が許可したことを証明する書類です。受入れ許可証は現在のお墓を解体し、墓じまいをする際に必要になります。
④埋葬証明書をもらう
「埋葬証明書」とは現在遺骨がお墓に埋葬されていることを証明するための書類で、⑤の改葬許可証を発行してもらうための行政手続で必要になります。
墓じまいをするお墓側の管理者から発行してもらいましょう。
⑤改葬許可証をもらう
受入れ許可証と埋葬証明書が手元に揃いましたら、移転元(墓じまいをするお墓がある方)の地区の自治体に改葬許可証を申請しましょう。
「改葬許可証」とは、「墓じまいをして遺骨を別の場所に移すことを自治体に許可されています」と証明するための書類です。
受入れ許可証と埋葬証明書を持参して、「改葬許可申請書」に必要事項を記入すれば申請は完了です。この際、改葬する故人の名前を記入することになります。また、改葬する人数分の改葬許可証が必要になりますので、事前に確認をしておきましょう。
⑥墓じまいをする
①~⑤までが終わりましたら、いよいよ墓じまいの作業を行います。墓じまいの主な流れとしては、「閉眼供養(墓石から魂を抜くための供養)」、「墓石の解体工事」、「墓地管理者へ連絡し墓地を返還」となります。
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⑦受入れ先のお墓へ納骨する
墓じまいが完了しましたら、ご遺骨を受入れ先のお墓へ納骨します。新しいお墓を建てる場合は、「開眼供養(墓石に魂を入れるための供養)」が必要になります。
尚、同じ墓地の中でお墓を1つにまとめる場合は、③(受入れ許可証)~⑤(改葬許可証)の作業は必要ありません。また、既存のお墓にまとめるのであれば、②(石材店に依頼)も必要ありません。
お墓をまとめる際の注意点
お墓をまとめる際には注意するべきポイントがあります。
家族・親族とのトラブル
お墓は自分だけでなく、家族や親族も関わるものです。お墓に関わる人たちと事前に相談するようにしましょう。特に下記の点を丁寧にお話するようにしましょう。
話し合うことで、自分だけでは見えてこなかった問題点などが見つかるかもしれません。後々のトラブルとならないためにも慎重に話を進めていきましょう。
離檀時のトラブル
トラブルとなる可能性があるのは親族だけではありません。寺院墓地の場合は、墓じまいをする方の墓地の住職さんと揉めてしまう場合があります。
最初から墓じまいの話をするのではなく、「現在の状況とお墓をまとめないことで起こる問題」についての相談から始めると、話がスムーズに進むかもしれません。揉めてしまうと高額な離檀料を請求されてしまう可能性がありますので、こちらも慎重な話し合いを心がけてください。
まとめ
少子高齢化や都市化などの影響で、たくさんあるご先祖さまのお墓を管理し続けることが難しくなっています。中にはしっかり管理ができないことに罪悪感を感じている方もおられるでしょう。
ご自身やご家族・親族の方が気持ちよく管理するために、お墓をまとめるというのも一つの方法ではないでしょうか。笑顔でお墓に手を合わせることが、ご先祖さまにとって一番の供養になると考えます。この記事がその一助となれましたら幸いです。